FlashAirプロトタイピングボード「Airio RP」
Airio RP(えありおあーるぴー)はFlashAir でプロトタイピングを行うためのボードです。
特徴
DIP形状
900mil DIP形状でFlashAirの全端子が外ピンに出ており、ブレッドボードを用いて簡単に外部回路と接続することができます。
SPI-I2Cブリッジ IC
CP2120 を搭載しており、I2C デバイスと接続することが可能です。スライドスイッチを使い、CP2120の有効/無効を切り替えることができます。
リセットスイッチ・リセット端子
基板上にリセットスイッチがあり、外ピンにリセット端子が出ています。FlashAirを抜き差しせずにリセット可能です。
LEDピン
外ピンの LEDピンをGNDに落とすことで電源を消灯させることが可能です。
FlashAirのピンアサイン
ピン | SD I/F | SPI I/F | GPIO | Lua SPI |
---|---|---|---|---|
8 | DAT1 | - | 0x04 | CS |
7 | DAT0 | DO | 0x02 | CLK |
6 | Vss2 | |||
5 | CLK | SCLK | - | - |
4 | Vcc | |||
3 | Vss1 | |||
2 | CMD | DI | 0x01 | DO |
1 | DAT3 | CS | 0x10 | - |
9 | DAT2 | - | 0x08 | DI |
購入
Airio RPは、以下よりご購入いただけます。
- マルツエレック
- http://www.marutsu.co.jp/pc/i/557784/
- スイッチサイエンス
- https://www.switch-science.com/catalog/2373/
ダウンロード
サンプルHTM
FlashAirに接続し、GPIOを操作します。下記のList.htmを/SD_WLAN/
に配置してください。
/SD_WLAN/CONFIG
にIFMODE=1
を追記してください。- Airio RPのスライドスイッチは2-3にしてください。
SPI→I2CブリッジIC サンプルスクリプト(GPIO)
Airio RPのブリッジICを使いGPIOを動作させます。
- FlashAirの
/SD_WLAN/CONFIG
にIFMODE=1
を追記してください。 - Airio RPのスライドスイッチは1-2にしてください。
SPI→I2CブリッジIC サンプルスクリプト(温度センサ/LCDモジュール)
Airio RPのブリッジICを使い温度センサの値をLCDモジュールに表示します。下記の部品表を参考に部品をI2C接続してください。
- I2Cの信号線には10kΩ程度のプルアップ抵抗を挿入してください。
- FlashAirの
/SD_WLAN/CONFIG
にIFMODE=1
を追記してください。 - Airio RPのスライドスイッチは1-2にしてください。
部品表
名称 | 参考URL |
---|---|
温度センサ | https://www.switch-science.com/catalog/1813/ http://www.marutsu.co.jp/pc/i/227596/ |
LCDモジュール | http://akizukidenshi.com/catalog/g/gK-06795/ https://www.switch-science.com/catalog/1405/ |
注意事項
- Airio RPに搭載されているSPI→I2C変換IC CP2120は、起動時にGPIOが入力に設定されています。起動直後にGPIOポートに電流を流さないようにご注意ください。
- 電源の立ち上がり時間が遅い(1ms超)ときにはCP2120のpower on resetに失敗する場合があります。Airio RPのUSBコネクタを使わず、外部から3.3Vを給電する際にはご注意ください。